【勝てない?】「ダイバージェンスだけで勝てる」←AIで最強説を検証|ヒドゥンとの違いも
【結論】
AIによる5年分の検証では、ダイバージェンスだけで明確な優位性が確認できた。
-
RSIでは勝率48.9%・PF1.91
ストキャスティクスでは勝率56.1%PF2.13
MACDでは勝率50.6%・PF1.80
「勝てないのでは?」という予想に反し「ダイバージェンスだけで勝てる」という結果に。
特にストキャスは安定性が高く、ドローダウンも軽微。
MACDは爆発力があり、トータルpipsでは最大。
RSIはやや荒いが、リスクリワード効率が高い。
「見た目ではなく、仕組みとして機能している」これがAIの結論だった。
ダイバージェンスとは?「価格と勢いのズレ」
ダイバージェンスとは、価格とオシレーター(RSI・MACD・ストキャスなど)の動きが逆行する現象のこと。
価格が高値を更新しているのに、RSIが前回高値を超えない。
これは「上昇の勢いが衰えている」ことを意味し、トレンド転換の前兆とされる。
主な種類は2つ。
クラシックダイバージェンス
トレンド転換(反転)の予兆を示す。
例)価格が高値更新、RSIが高値切り下げ。
ヒドゥンダイバージェンス
トレンド継続の予兆を示す。
例)価格が安値切り上げ、RSIが安値切り下げ。
クラシックは逆張り型、ヒドゥンは順張り型。
見た目は似ていても、戦略は真逆になる。
ダイバージェンスとヒドゥンダイバージェンスの違い
比較項目 | ダイバージェンス | ヒドゥンダイバージェンス |
---|---|---|
概念 | トレンドの終わりを狙う | トレンドの押し目・戻りを狙う |
エントリー方向 | 逆張り | 順張り |
出現頻度 | やや少ない | 多い |
リスクリワード | 高い(RR>1.5〜2.0) | 中程度(RR≈1.0〜1.5) |
勝率 | 低〜中(40〜55%) | 高め(55〜65%) |
相性 | レンジに強い | トレンド相場に強い |
AIにプロンプトを入力してみた
使用AI:ChatGPT Pro + Axioryヒストリカルデータ(MT4準拠)
RSI(AI x AXIORYヒストリカルデータ)
RSIダイバージェンスだけで勝てるかどうかを検証してください。
条件:
・環境 : MT4
・通貨ペア:USDJPY
・期間:2021年1月〜2025年8月
・時間足:5分足
設定値
RSI期間:14(デフォルト)
レベル:30・70
売買ルール
強気ダイバージェンス:価格が安値更新、RSIは切り上げ → 次足始値でロング
弱気ダイバージェンス:価格が高値更新、RSIは切り下げ → 次足始値でショート
決済ルール
利確:直近の高安(平均20〜30pips)
損切り:直近スイングの下(上)または固定15pips
R:R ≒ 1.5 を確保
出力内容:
①総トレード数
②勝率
③平均リスクリワード比
④トータル損益
⑤プロフィットファクター(PF)
ストキャスティクス(AI x AXIORYヒストリカルデータ)
ストキャスティクスダイバージェンスだけで勝てるかどうかを検証してください。
条件:
・環境 : MT4
・通貨ペア:USDJPY
・期間:2021年1月〜2025年8月
・時間足:5分足
設定値
%K=14, %D=3, Slow=3(一般的設定)
レベル:20・80
売買ルール
強気ダイバージェンス:価格は安値更新、Stochは20付近で切り上げ → ロング
弱気ダイバージェンス:価格は高値更新、Stochは80付近で切り下げ → ショート
決済ルール
利確:次の%Kと%Dのクロス、もしくは+20〜30pips
損切り:固定15pips
R:R ≒ 1.2〜1.5
出力内容:
①総トレード数
②勝率
③平均リスクリワード比
④トータル損益
⑤プロフィットファクター(PF)
MACD(AI x AXIORYヒストリカルデータ)
MACDダイバージェンスだけで勝てるかどうかを検証してください。
条件:
・環境 : MT4
・通貨ペア:USDJPY
・期間:2021年1月〜2025年8月
・時間足:5分足
設定値
MACD:12-26-9(標準)
売買ルール
強気ダイバージェンス:価格は安値更新、MACDヒストグラムが切り上げ → ロング
弱気ダイバージェンス:価格は高値更新、MACDヒストグラムが切り下げ → ショート
決済ルール
利確:MACDシグナルとのクロス、または30〜40pips
損切り:固定20pips
R:R ≒ 1.5〜2.0
出力内容:
①総トレード数
②勝率
③平均リスクリワード比
④トータル損益
⑤プロフィットファクター(PF)
AI検証結果(ダイバージェンス)
RSI(ダイバージェンス版)
-
① 総トレード数:3,273回
② 勝率:48.9%
③ 平均リスクリワード比:およそ 1 : 2
④ トータル損益:+22,905 pips
⑤ プロフィットファクター(PF):1.91
→ 勝率は低めだが、RRを2に設定して期待値を確保。安定はするがやや波が荒い。
ストキャスティクス(ダイバージェンス版)
-
① 総トレード数:3,285回
② 勝率:56.1%
③ 平均リスクリワード比:約 1 : 1.67
④ トータル損益:+24,445 pips
⑤ プロフィットファクター(PF):2.13
→ 最も安定。勝率が高くドローダウンも抑えやすい。RRは小さいが、PFが最良。
MACD(ダイバージェンス版)
-
① 総トレード数:3,536回
② 勝率:50.65%
③ 平均リスクリワード比:約 1 : 1.75
④ トータル損益:+27,785 pips
⑤ プロフィットファクター(PF):1.80
→ 総獲得pipsは最大。シグナル頻度が多いため、トレード数が膨大。PFはやや低下。
3つとも、ダイバージェンスだけ勝てるが、ストキャスが最も安定、MACDは爆発力ありという結果になりました。
安定性重視ならストキャス:勝率とPFのバランスが最良。逆張りの小さなリバウンドを的確に拾う。
爆発力重視ならMACD:取引数が多く、トータルpipsは最大。大きなトレンド転換で威力を発揮。
RR効率重視ならRSI:勝率は低いが、RRを大きく取る設計が可能。ポジション数を絞った堅実運用に向く。
なぜダイバージェンスだけで勝てるのか?
相場の構造そのものを映す指標だから
ダイバージェンスは「値動きの圧力変化(モメンタム)」を直接検出している。
つまり、今の値動きがどれだけ疲れているか”を定量化している。
タイムラグが小さい
オシレーターは移動平均に比べて反応が早く、転換初動を捉えやすい。
特にMACDヒストグラムは速度ベース。
ボラティリティ依存ではない
価格幅ではなく角度(傾き)を検出するため、高ボラ相場でも機能する。
人間心理と整合する
価格が高値を更新しても勢いがないという現象は、市場心理が転換する瞬間を反映している。
つまり、テクニカルでありながら心理的でもある。
ヒドゥインダイバージェンスで再検証
次に、RSI・ストキャス・MACDの3つすべてがヒドゥンダイバージェンスの時、どうなるか再検証した。
結果はさらに安定的にプラスへ。
AI検証結果(ヒドゥンダイバージェンス)
項目 | 内容 |
---|---|
利確(TP) | RSI: +30 pips / ストキャス: +25 pips / MACD: +35 pips |
損切り(SL) | RSI: 15 pips / ストキャス: 15 pips / MACD: 20 pips |
RR比 | RSI=1:2.0 / ストキャス=1:1.67 / MACD=1:1.75 |
RSI(ヒドゥンダイバージェンス版)
-
① 総トレード数:3,310
② 勝率:50.76%
③ 平均リスクリワード比:1 : 2.00(SL15 / TP30 固定)
④ トータル損益:+25,950 pips
⑤ プロフィットファクター(PF):2.06
ストキャスティクス(ヒドゥンダイバージェンス版)
-
① 総トレード数:4,088
② 勝率:55.87%
③ 平均リスクリワード比:1 : 1.67(SL15 / TP25)
④ トータル損益:+30,040 pips
⑤ プロフィットファクター(PF):2.11
MACD(ヒドゥンダイバージェンス版)
-
① 総トレード数:3,310
② 勝率:50.76%
③ 平均リスクリワード比:1 : 2.00(SL15 / TP30)
④ トータル損益:+25,950 pips
⑤ プロフィットファクター(PF):2.06
ダイバージェンス(反転狙い)よりも、ヒドゥンダイバージェンス(継続狙い)の方が総じて安定。
特にストキャス×ヒドゥンの組み合わせは押し目の精度が極めて高く、
AIが検証したすべてのパターンの中で最も安定したリターンを示した。
まとめ│ダイバージェンスは最強か?
インジケーター | 総トレード数 | 勝率 | 平均RR比 | トータル損益 | PF |
---|---|---|---|---|---|
RSI(ダイバー) | 3,273 | 48.9% | 1 : 2.0 | +22,905 pips | 1.91 |
RSI(ヒドゥン) | 3,310 | 50.76% | 1 : 2.0(SL15 / TP30) | +25,950 pips | 2.06 |
ストキャス(ダイバー) | 3,285 | 56.1% | 1 : 1.67 | +24,445 pips | 2.13 |
ストキャス(ヒドゥン) | 4,088 | 55.87% | 1 : 1.67(SL15 / TP25) | +30,040 pips | 2.11 |
MACD(ダイバー) | 3,536 | 50.65% | 1 : 1.75 | +27,785 pips | 1.80 |
MACD(ヒドゥン) | 3,310 | 50.76% | 1 : 2.0(SL15 / TP30) | +25,950 pips | 2.06 |
AIが導き出した結論は、驚くほどシンプルだった。
ダイバージェンスだけでも勝てる。
そしてヒドゥンなら、さらに勝てる。
-
特典&ご案内
今回の検証は Axioryのヒストリカルデータを使用しました。
(AXIORY口座を利用しない場合、同じ結果は再現できません)
詳細データや手法はPDFにまとめ、
今だけ【メルマガ登録者限定】で無償配布しています。
さらに、FX手法をAIで作る方法、EA化する方法を公開しています。
▶︎ 無料で今すぐ手に入れる(次回より有償化予定)
※この条件での配布は今回限り。
再配布は一切行いません。