6時50分。アラームが鳴る。
コーヒーを淹れる。チャートを開く。日足を確認する。条件が揃っていればエントリーして、利確と損切りを設定する。揃っていなければ閉じる。
7時20分。シャワーを浴びて、出勤する。
FXは終わり。次にチャートを見るのは翌朝。
これが私の朝の30分です。出勤前に完結する。会社に着いてからFXのことを考える必要は一切ありません。
「朝30分」が成立する理由
日足のローソク足は、1日に1本しか生まれません。
その1本が確定するのが、日本時間の朝7時(夏時間は朝6時)。ニューヨーク市場のクローズです。
つまり、朝にチャートを開けば、前日の日足が確定した状態で表示されています。確定したローソク足はもう変わらない。24時間分の売買の結果が、そこに固定されている。
この確定したローソク足の形を見て、エントリーするかしないかを判断する。判断に必要な情報は全て揃っている。追加で何かを待つ必要がない。
だから朝の30分で完結します。
30分と書きましたが、実際にはもっと短い。慣れれば5〜10分で終わります。30分は余裕を持った数字です。
朝30分のルーティン
私が毎朝やっていることを、順番に書きます。
まず、チャートを開く。日足を表示。インジケーターは何も入れていない。ローソク足だけ。
次に、前日の確定したローソク足を見る。実体の大きさ、ヒゲの長さ、前日までの並びとの関係。これを確認する。
条件が揃っていれば、エントリーする。成行で入って、損切りと利確の注文を設定する。
条件が揃っていなければ、チャートを閉じる。何もしない。
ここまでで終わり。
ポジションを持っている場合は、前日にエントリーしたポジションの日足を確認する。決済すべきローソク足の形が出ていれば決済。出ていなければ保有継続。
これも数分で終わります。
全体で、長くても30分。短ければ5分。
なぜ30分で「十分」なのか
多くの人は「30分で足りるわけがない」と思います。
スキャルピングをしていた頃の自分もそう思っていました。チャートを何時間も見て、複数のインジケーターを確認して、複数の時間足を切り替えて、やっとエントリーの判断ができる。それがトレードだと思っていた。
でも日足トレードは違います。
見るべきものが1つしかない。日足のローソク足。それだけ。
インジケーターを確認する時間がゼロ。複数の時間足を切り替える時間がゼロ。移動平均線のクロスを待つ時間もゼロ。
ローソク足の形を見て、判断する。これだけだから、30分で十分なのです。
「何もしない朝」の方が多い
正直に書きます。
朝チャートを開いて、エントリーする日よりしない日の方が圧倒的に多い。
条件が揃わなければ何もしない。チャートを開いて、ローソク足を見て、「今日は何もない」と判断して、閉じる。
これで終わり。
最初はこれが苦痛でした。「せっかく早起きしてチャートを見たのに」と。
でもすぐに気づきます。何もしない朝が続いた後に、条件が揃った日のエントリーが一番質が高い。待った分だけ、根拠がある。
毎朝エントリーしようとする人は、無理にサインを見つけようとします。存在しないサインを見つけてエントリーすれば、それは根拠のないトレード。
何もしない朝に価値がある。これが日足トレードの本質です。
出勤前に完結することの意味
FXが朝で完結すると、1日の質が変わります。
会社にいる間、チャートのことを考えなくていい。スマホを気にしなくていい。昼休みにこっそりチャートアプリを開く必要がない。
仕事に集中できます。
これは当たり前のことに聞こえるかもしれません。でもスキャルピングやデイトレードをしていた頃は、当たり前ではなかった。
会議中もポジションが気になる。トイレでスマホを見る。帰りの電車でチャートを開く。帰宅してから深夜までまたチャートを見る。
FXが生活を侵食する。仕事の質が落ちる。家族との時間が減る。睡眠が削られる。
朝30分で完結するということは、残りの23時間30分がFXから自由だということです。
この自由が、日足トレードの最大の価値かもしれません。
朝30分を習慣にするコツ
日足トレードを朝の習慣にするには、いくつかコツがあります。
1つ目。起きる時間を固定する。日足の確定は朝7時(夏は6時)。この前後にチャートを見る時間を固定する。歯磨きと同じレベルのルーティンにする。
2つ目。チャートを開いたら30秒で判断する。条件が揃っているかどうかは、ローソク足を見れば一瞬でわかる。30秒見て何も感じなければ、何もない日。閉じる。
3つ目。エントリーしなかった日も「トレードした」と考える。何もしないと判断したことは、立派な判断。エントリーしなかった日の記録もつける。
4つ目。日中にチャートを見ない。これが最も重要。朝で完結したのに、日中に見てしまうとルールが崩れる。見ない。
朝型生活との相性
日足トレードは朝型の人に最適です。
日足の確定が朝7時(夏6時)。チャートの確認に30分。7時半には全て終わる。
9時に出社する人なら、余裕を持って準備できる。7時出社の人でも、6時に起きれば対応可能。
逆に夜型の人はどうか。日足トレードは夜にやることがありません。確定するのは朝なので。夜にチャートを見ても、まだ確定していないローソク足を見ることになる。確定前のローソク足で判断するのは、手法と矛盾します。
だから日足トレードを始めると、自然と朝型になります。朝に全てが決まるから、朝起きることに意味がある。
早寝早起きになって、睡眠の質も上がった。これは日足トレードの副産物です。
30分の習慣が人生を変える
大げさに聞こえるかもしれません。
でも実感としてそうです。
朝30分のトレードで生活が成り立つようになった。残りの時間は仕事に集中できる。家族との時間が増えた。夜は安心して眠れる。
チャートに張り付いていた頃とは別の人生です。
やっていることはシンプル。朝起きて、ローソク足を見て、判断して、あとは放置する。
これだけ。毎日これだけ。
私が使っている日足手法は、審査制で公開しています。 誰でも購入できるわけではありません。まずはメッセージをいただいた上で、判断させていただきます。



















